■[遊戯]Dawn of WWII戦術研究II

マニューバデッキごとの旋回半径

それぞれのマニューバで、180度ターンした時の半径を調べた。径はカードの外-外でのもので、中心線で測るならカード1枚分の幅43mmを、内-内なら2枚分引く。

TYPE A・B C D
高速旋回(30度)=速 527mm 483mm 483mm
高速旋回(30度)=遅 498mm 343mm 437mm
急旋回(45度)=速 344mm 302mm 302mm
急旋回(45度)=遅 260mm 260mm 281mm

なんかバランス悪くないか。高速型のA/Bタイプは高速旋回及び高速での急旋回に於いては確かに機動型より大回りなのだが、低速急旋回時の機動性については差がない。逆にDタイプは、速度は低いのに低速時の旋回性にも欠ける。
しかもAとBは特殊な横移動カードの有無しか差がない。つまり単純にAは多様な機動性を持ち、高速度から急旋回までこなす高性能機ということになる。
側方機動以外ではAと変わりないBだが、一応利点もある。側方機動カードが2枚づつある唯一の機種なので、低速飛行時にも連続して側方機動が行なえるのだ*1。まあそれがどの程度強みになるのかは怪しいものだが。


このように、機動の面ではあからさまに優劣があるわけだが、この辺は耐久力や火力でバランスが取られていると考えたい。しかし正直、火力や耐久力で均衡が図られているとも言い難い。耐久力は16〜18とどの機も大差ないし、一方でダメージの最大値は10と非常に大きい。つまり被弾については運がかなり大きな比重を占めているのだ。


とは言え一応2vs2以上のチーム戦を前提としているため、旋回戦での勝ち負けはそれほど重要でないのかも知れない。むしろタイミングの合わせ方を重視すべきだろう。

移動量

カードごとの移動量を調べた。機体カード中央赤点〜中央赤点の直線距離で測っている。

直進
TYPE A・B C D
高速 128mm 118mm 118mm
低速 94mm 94mm 105mm
高速旋回
TYPE A・B C D
高速 124mm 113mm 113mm
低速 91mm 91mm 102mm
急旋回
TYPE A・B C D
高速 107mm 98mm 98mm
低速 83mm 83mm 91mm
側方移動
TYPE A・B C D
高速 133mm 119mm 119mm
低速 97mm 94mm 106mm
特殊(Aのみ) 119mm - -

A・Bは高速と低速で25%程度の差がある。軌道の調整や回避に役立ちそうだ。Cは20%前後と差は大きくないが、旋回半径の小ささを活かして立ち回れば有利に動けるだろう。Dは速度も機動性も悪く、かなり苦戦しそうに見える。

*1:ルール上、1枚のカードを連続して使用することができないルールなので他のマニューバデッキでは同一方向への側方機動を連続して行なえない。ただしC、Dには高速のみの側方機動カードが含まれているので、高速時についてはA以外でこれが行なえる