2017-01-01から1年間の記事一覧

「本好きの下剋上」を追う博物館の旅

本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第四部「貴族院の自称図書委員I」作者: 香月美夜出版社/メーカー: TOブックス発売日: 2017/12/09メディア: Kindle版この商品を含むブログ (4件) を見る 印刷博物館 2018年1月初頭まで、文京区…

NERFレビュー:Rebelle Charmed:Dauntless & Fair Fortune

Rebelle(反抗)はNERFシリーズの中で女性向けを意識したラインである。とりわけ、そのサブシリーズである「Charmed(魅了された/魔除け)」は蔦模様とチャーム付きチェーンで装飾された、優美なデザインに魅力がある。 中でも3連発のハンドガン「Dauntless(不屈…

NERF互換系ブラスター

ウレタンスポンジのソフトダーツを射出するエアブラスター「NERF」は米Hasbro社の商品だが、他にも各社から類似商品が販売されており、多くは大体同じようなダーツを使用するため互換性がある。しかし国内ではNERF以外の商品はあまり流通せず、実態が把握し…

掃除観の変わるスティッククリーナー RACTIVE Air

掃除機を買った。シャープ コードレスサイクロン掃除機 軽量 ドライカーボン採用 RACTIVE Air ピンク EC-A1R-P出版社/メーカー: シャープ(SHARP)発売日: 2016/12/08メディア: ホーム&キッチンこの商品を含むブログを見る買い替えではなく買い足しである。現…

NERF西部劇化計画 第二弾:Winchester Style SlingFire

以前西部劇風NERF改造計画でリヴォルヴァーを作ったが、シリンダーの後ろにプランジャーを配置する必要があるNERFではどうしても実銃の雰囲気に近いスタイルの再現は困難で、シンプルな外観に長い銃身という西部劇風とはかなり離れたデザインになってしまっ…

「民主党政権時代」が最悪だったのか、を検証する

2009-2012年にかけて自民党を政権与党から蹴落とした民主党政権時代。5年経った今ではすっかり「当時は最悪だった」的な論調になっているが、実のところ2011年の大震災を中心に「政権とは無関係に日本がダメージを受けた」時期であり、「民主党のせい」はそ…

地下謎2017

2014年から毎年、東京メトロで10月〜1月の間開催される街歩き謎解き「地下謎への招待状」に、今年も挑戦してきた。24時間フリー乗車券付きで東京メトロの路線を巡り手掛かりを探す、巡回型の謎解きイヴェントだ。 realdgame.jp 用意するもの 「地下謎」では…

オキナガ考

ゆうきまさみ著「白暮のクロニクル」は、オキナガと呼ばれる「不死の人」たちが存在する現代日本を描いたサスペンス調の漫画である。白暮のクロニクル(1) (ビッグコミックス)作者: ゆうきまさみ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/04/25メディア: Kindl…

濡れた傘を剥き出しで満員電車に持ち込む行為について

雨の日、当然ながら傘は濡れる。撥水加工であれば大きな雫は流れ落ちるが細かい雫まですべて落とせるわけではないし、撥水も使い込んでいると機能低下してくる。 満員電車では、当然ながら周囲との密着を避けられない。この時、濡れた傘を持った人物がいると…

「死印」に足りないもの

今日発売のPS Vita用ホラーゲーム「死印」体験版を遊んでみた。事前公開されていたキーヴィジュアルの雰囲気がとても良く、気になっていた作品である。 死印 出版社/メーカー: エクスペリエンス 発売日: 2017/06/01 メディア: Video Game この商品を含むブロ…

マイクロフォーサーズ マクロ撮り比べ

マイクロフォーサーズにもマクロレンズが充実してきたが、それらを比較した情報が見当たらなかったので、僭越ながら簡単に撮り比べてみることにした。 とはいえ全種買い揃えるほどの余裕はなく、さりとて借りる当てもないので、店頭展示品を拝借してのごく簡…

星を写すレンズ

星辰光学社のIndu-Star61はかつて天体望遠鏡用のファインダーレンズとして設計されたものを元に、前後を入れ替えたマクロレンズである。その出自から「星を導くもの」を意味する通称で呼ばれるが、不思議なことにこのレンズで撮影した像には昼夜を問わず、被…

NERF:西部劇を目指して(リヴォルヴァー改造計画)

西部劇には馴染みがなかったのだが、マグニフィセント・セブンがなかなか面白かったので当時の銃をいろいろ見ていたら、コルトの1860年頃のモデルが流麗で美しく、ちょっと欲しくなった。 iura.militaryblog.jp けれど俄興味で手を出すには些か高価な代物で…

プロバイダ契約変更にまつわるトラブル顛末など

プロバイダ契約を変更したら色々と面倒なことになった。こんな体験めったにあるものではないと思うが、記録しておく。 BIGLOBE代理店からの電話 2016年12月に、NTT FLET's光加入者を対象に電話がかかってきた。曰く「現在NTT光回線とプロバイダを別々に契約…

「虐殺器官」映画と原作の違いについて

封切後すぐに観に行くつもりが都合つかず、先日ようやく観ることができた。 個人的には伊藤計劃 映像化プロジェクト三部作の中でこれが一番忠実かつ完璧な出来だと感じたのだが、感想を見ると意外に批判も多く、とりわけ原作派からの文句が少なからず出てい…

言語災禍と生府前史

英語圏を中心に世界中を災禍にひきずり込んだ「虐殺期間」。今ではそれがある種の言語汚染により引き起こされた脳の機能不全が原因であることが判明しているが、その嚆矢となった特殊部隊員の証言からわずか半年で、かつて世界一の大国であったアメリカは滅…