1879-01-01から1年間の記事一覧

屍者の帝国 用語集IX

→目次 第三部 I ポール・バニヤン 米国の入植者間のほら話に登場する樵夫の巨人。靴の中に溜まった砂をぶちまければ山脈ができ、水をひっくり返せば大河ができる。青い巨牛ベイブを引き連れている。 ウィリアム・シュワード・バロウズ 米国の発明家、起業家(…

屍者の帝国 用語集VIII

→目次 第二部 V ファルケンシュタイン城 バイエルン国王ルートヴィヒII世が構想した山頂の宮殿。史実では資金難から道を整備したのみに留まり、その後国王自身の死により未完のままとなったが、本作世界では王は死んでおらず宮殿は完成しているようだ。これ…

屍者の帝国 用語集VII

→目次 第二部 I ショーグネイト 「幕府」という、将軍=軍事指導者を最高権力者とした封建体制は世界的に見て極めて異例のものであり、一言で表し難いこの政治体制を英語では「将軍制」とでもいうべき、Shogunateという造語で表わす。 ハリー・パークス 駐日…

屍者の帝国 用語集VI

→目次 第一部 VIII ロバート・ウォルトン 英国で1818年に組織された2つの北極探検隊のうち、極点到達を目指した隊の船長。衰弱したヴィクター・フランケンシュタイン博士を発見、姉に宛てた手紙に会話の内容を書き残している。 バヴァリア インゴルシュタッ…

屍者の帝国 用語集V

→目次 第一部 VI 界 博物学上の最上位分類。18世紀にリンネが体系化した時点では動物、植物、鉱物の3界であった。もっとも、ここではルビが振られているように、多分に「王国」の意味を被せており、相の入れ替わりを中央アジアの政治情勢の入れ替わりなどに…