Dawn of WWII戦術研究I

とりあえず4歳の娘と何度かやってみる。ルールはかなり簡略型に改変して、大人は事前に3枚プロット、子供は大人が動いたのを見てから自由にプロット。使えるカードも大カーヴ左右+小カーヴ左右+直線の5種類のみ、速度域は高速のみ。ダメージは数字のみ適用、(まだ足し算も怪しいので)公開でプレイ。
彼女の搭乗機体は「星が付いてる」という理由でF4F-4ワイルドキャット。私は各機動タイプの、一番耐久が弱いのを使ってみる。戦域は台所のテーブル、実質面積90×120ぐらいか。


まず最初に学んだことは、実質移動距離がカード1枚分ではなく2枚分だということ。機体カードの前に機動カードを付け、機動カードの前に機体カードを移動させ……の繰り返しなので常に機動カード2枚分が1セットの移動量になる。つまり移動範囲に直線が含まれるので、綺麗な円弧を描いて移動するようなことにはならない。
速度は高速時でA=B>C=D、低速時でA=B=C<D。A・Bは高速型、Cは高機動型、Dは速度差の少ない型。AとBの差はS字機動のみ。
全体的に、機動性能面ではA<B=C<Dという評価になろうかと思う。Bは一撃離脱を主とする高速型、Cは巴戦を得意とする高機動型という違いはあるが、優劣はあまりない。Aは高速型ながら横方向への機動に優れる高性能型、Dは全体に機動性が悪く速度切り替えで差を出し難い低機動型。
ちなみにAはスピットファイア、Bはメッサーシュミット、Cはハリケーンや日本機、Dはフランス・イタリア・アメリカ機になっている。大戦初期の技術だとこんな評価になるのか。


B=Cと評価したが、この辺は戦術次第ではある。Cは小回りが利く分相手を捉え易いので、戦域が狭い場合などではむしろA=Cとなる部分があるかと思う。今回使ったテーブルは正直ちょっと狭過ぎで、旋回が間に合わないと戦域離脱してしまうのでもう少し広い空間で勝負したいところ。
まあ、今回はなるべく処理を簡単にするために速度変化なしの高速のみで処理したから小回りが効かないが、低速切り替えできればこの辺は解決するだろうと思う。