Wings of War:Dawn of World War II

買いました。
とりあえずコンポーネント見ての感想を。

小さい

元々一辺20cmちょっとの小箱なのは知っていたが、カードの情報密度はそこそこ高めだったので名刺サイズもしくはトレカサイズのカードを予想していた。しかし実物は名刺の2/3程度とかなり小さい。大体旧カタンのカードぐらいのサイズか。

ダメージがチットに

Wings of Warではカードだったダメージが2cm角のチットになっている。これは正直使い難い。このサイズでは向きを揃えて積んでおくわけには行かないからカップから見ないで1枚引くようにしかできないし、収納時にも分けておく必要がある。

航空機が多い

機種は決して多くないのだが、同形機の塗装違いが多く含まれているのはマニアック単にスピットファイアMk.Iが矢鱈と多いだけで、他は細かなヴァージョン違いだった。例えばBf109はE-1/E-2/E-3/E-4/E-4N/E-6/E-7Nが用意されている。まあ同機種編隊を考慮してのことかとは思うが、にしても多くないか*1。どうせなら機種増やして欲しいのに。

ルールが違う

「マニューバが違うので混ぜられない」とは聞いていたが、そもそもルールから違うんじゃないか。3枚伏せのフライトプラン事前プロットは廃止され2段階式になり、速度が2段階変速になっているなど結構違いがある。子供とやるには旧来の変速なし事前プロット制の方がいいかも。

結構複雑

特殊ダメージとして「1回受けたらペナルティ、2回受けたら撃墜」や「受けたら公開」「受けたら特殊マーカー複数置いて徐々に減らす」など処理の異なるものがあって、慣れるまでちょっと面倒。
また選択ルールではあるが、高度や燃料の管理も入ると手軽とは言えなくなってくる。特に高度ルールで使用する上昇率と上昇限度はカードには書かれておらず、ルールブックを参照する必要があるのでお薦めできない。最初から書いておけばいいのにね。
ついでに言うとコンソールに何のための欄か説明がないので、これも慣れが必要になってしまう。どうも基本ルール以外のデザイン面で作りが悪いな。

ルールが収納できない

本来の付属ルールブックは勿論コンポーネントに丁度良いサイズなんだが、Shopが用意した日本語ルールだとA4サイズ2つ折り、長辺で210mm。微妙に収まらないサイズだ。

*1:実はこれ、追加セットも合わせての話なので、基本セットのみではそれほど極端でもないのかも