次女のクリスマスプレゼント希望が「ポケモンカードゲームはじめてセット for ガール」だったため、初めてポケモンで遊ぶことになった。
TCGといえばMtGのイメージが非常に強く、あまり幼い子供ができるものという印象がなかった*1のだが、ポケモンは当初から若年層をターゲットとしているだけあって標記もかなベース、処理も平易で解り易い。いくらなんでも同梱の説明DVD見て子供だけで始められるほどではないものの、これ小学校の3年生ぐらいからであれば問題なく遊べるんじゃなかろうか。ひとまずは私が一緒にDVD見てルール把握、手順を教えるところから始める。
はじめてセットはくさタイプのツタージャデッキ、ほのおタイプのポカブデッキ、みずタイプのミジュマルデッキの3つのハーフデッキが入ったスターターセット。他にプレイマットやダメージカウンター類、コイントス用に裏表のわかりやすいコイン、カードスリーブとデッキケース、ルール解説DVDが入っている。解説に使用しているツタージャ・ポカブ両デッキには通し番号が振ってあり、ルール解説時と同じ順番にカードを引いて展開を再現・確認できる。
男の子用セットは各基本ポケモンの進化系が打ち出されて力強さをアピール、女の子用セットは基本ポケモンの可愛らしさがアピールされている。また各デッキ1枚、計3枚だけカードが異なっていて、男の子用は強そうなポケモンが、女の子用が可愛いポケモンがセットされている。子供の好みをよく把握したチョイス。
ポケモンカードゲームの基本的なルールはかなり簡素である。目的は「相手のポケモンを3体、気絶させること*2」。
攻撃力はわざによって異なり、わざを使用するにはわざのコストに相当するだけのエネルギーカードを付けておかねばならない。ベンチが空いている限りたねポケモンは何枚でも出せるが、エネルギーカードを付けられるのは毎ターン1枚のみ。バトル場で戦っているポケモンだけでなく、予め控えのポケモンに付けておいて交代時すぐに大技を出せるように準備することもできる。
たねポケモンに対応した進化カードがある場合、それを重ねて進化させることもできる。進化したポケモンは総じてエネルギーカードのコストが少し高くなるものの能力が跳ね上がり、2段階進化に至っては一撃でたねポケモンを気絶に追い込むほどの能力を持つ。またHPも最終段では倍以上違い、格段に高い戦闘力を得られる。
最初は戦うよりもポケモンを育てることに熱心になり、ベンチに控えたポケモンに色の合うエネルギーカードを付けるばかりで一向に場のポケモンが攻撃できなかったり、進化させてしまうと可愛くなくなるので渋ったりしていたようだが、2回3回と戦っているうちにだいぶ意味が解ってきたようだ。流石に5歳児の方には毎度「今何ができるか/何をせねばならないか/何をすべきか」を指示する必要があるが、7歳児はもうかなり戦える。
そうなると傾向が割合顕著で相性的にデッキを選んだ時点で勝ち負けが半分決まる初期デッキではちょっと不満がある(親の側に)ので少々カードを買い足してみた……が、どうやら追加パックにはエネルギーカードが含まれておらず追加カードが扱えそうにない。今のところこれはエネルギーカード全種類がセットになったカードケースを買っておくしかなさそうだ。
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また、次女は早速カードを水で濡らしてしまった。エネルギーカードだったので追加購入で入れ替えれば済むが、紙製なので扱いには注意するよう厳重に言い渡すと共にカードスリーブの導入を決意。いや実はこのセット限定のタブンネ柄スリーブが32枚付いてるんだけど、これだとハーフデッキひとつ分しか対応できないので。
カードサイズは一般的なTCGサイズなので対応製品を探すのは難しくない。できればポケモン絵のがあるといいのだが、それはちょっと難しいかも知れない。でもTCG世界って基本的に男の子向けだから可愛くないんだよなぁ……透明スリーブにするか。普通に公式から様々な絵柄のスリーブが出ていたので万事解決。デッキごとの区別ができて使い易い。