3人でゲーム

本当は冬休みの間にやろうと思っていたのだが、都合付かなかったのでこの連休で遊ぶ。
とは言ってもタイミングが微妙で、プレイヤーは私を含め3人だけ。
年末とは違うメンバーで、年末と同じものを。


まずは軽くWings of Warを2対2で。一人で2機担当するとプロットが煩雑で困る。
高度ルールなし、オリジナルの速度2ターン先行プロット採用だったが、やはり速度と機動の両方をプロットしてゆくのはちょっと処理が直感的でなく難しい。この点、いっそ3枚先行プロットに絞り込んだWWI版の方がお手軽で良い感じなのだが。


昼食の後にLast Night on Earth。シナリオも以前と同じ「Escape in the Truck」。やはり救出か逃亡系が燃える。
前回は4人だったのでゾンビを2人で分担したが、今度は3人なので1人プレイ。これだと4枚を自在に使えるので行動し易い*1。最初の捜索で武装を万全にして群がるゾンビどもを薙ぎ斃した前回と違い、今回はかなりゾンビ優位な展開を見せた。
婦警はリヴォルヴァーでゾンビを射撃するが、すぐ弾切れに。
その近くで必死に車の鍵を探すナースはゾンビに齧られて感染、ほどなく屍者共の群れに加わる。
教会に駆け込んだ女子高生は神父と共に多量のゾンビに蹂躙されながらも見付けた鍵を投げて寄越す。
感染しゾンビ化の恐怖に怯えながらも生き残った神父は保安官と合流、修理工場で見付けたガソリンを持ってトラックへと走る。
一方、婦警はチェーンソーを構える農場の娘と共にゾンビの大群相手に奮闘する。ここで奴らを食い止めなければ、脱出の望みが断たれるのだ。


2人死亡とゾンビ優位に展開しつつも、鍵とガソリンを入手したヒーロー側が頭脳プレー。中心部のトラックへ安全にガソリンを補給しトラックを発進させるために、敢えて中心部付近のゾンビを引き付ける囮役を用意、「脳味噌喰らい」のルールに従って手近な人間めがけて移動するゾンビを尻目に補給を終えるヒーローたち。次のヒーローターンにはもう一人が合流、勝利条件を満たしてしまう(実質2人ばかり見殺しになるわけだが)。ゾンビとしてはここであと2人を殺すしかない。持てるばかりの戦力増強カードを投入するが、こういう時に限ってヒーロー側の目が走る。あと1ウーンドで死ぬ婦警にも、あと1ウーンドでゾンビ化する神父にもダメージを与えられずに終了。
ゾンビデッキを活用し切れなかった前回と違って巧い具合にヒーローがピンチに陥り、盛り上がる試合展開を見せた。これでこそB級ゾンビホラー、これでこそLNoE。


最後はドミニオン。ざっくりルールを説明したところでカードセットを協議、初回セットをやろうかとも思ったが強い希望によりランダム抽出となった。
市場、年の市、研究所、魔女と5コストカードが4種もある一方、コスト4が官僚のみという偏りよう。攻撃カードが2種あるのに堀がないが、代わりに地下室と聖堂があるので魔女の呪いには対策できる。村と年の市でアクション増加傾向が強いが鍛冶屋はないのでドローがやや弱め。樵と宰相、市場と年の市で金増加効果は充実。
序盤に見せ付けた官僚効果に人気集中、序盤から銀貨が回る。妨害好きのSは早くから魔女に手を出し、一方Kは官僚でデッキ回転を高める方針。最終的には3人とも魔女を複数購入、呪いを使い切る事態に。金貨と+2金を重視した私が6点購入枚数で競り勝ったものの、最終的な点数差は5点以内と接戦であった。


全般楽しんで頂けたようだが、特にLNoEとドミニオンの評価は高く、その場でメビウスへ行きドミニオンを確保する勢い。LNoEは販売元でも品切れ中なので(暫く使う予定がないと判断し)次週の例会のために貸与した。まあ即買するほどハマってくれたなら大成功。

*1:分担時でも手札を見せての相談は可能だが、少なくとも「手札を1枚残して捨て引き直しても良い」が実質2枚残しになるため回転が悪くなる