BORDERBREAK:大攻防戦について

本日からBBのヴァージョン2.5が公開となった。新機体や新武装、新マップなど追加要素は様々あるがシステム上のひとつの目玉が「互いのコアを攻撃する」という従来の前提を廃した新イヴェント戦「大攻防戦」であろう。
ルールの変更に伴い、これまでのドクトリンが通じない面が多々ある。ひとまず、ロケテストで判明している部分をまとめておく。

ルール

  • EUSTが攻撃側、GRFが防衛側
    • 全プラントはGRF占領下でスタートする
      • EUSTはAから順にしかプラントを占拠できない
        • Aを占拠すればBが、Bを占拠すればCが占拠可能になる
      • GRFは一度占拠されたプラントを奪還できない
        • ただし赤く染められる前に取り返せば青く染め直すことは可能
  • 作戦行動時間は300秒
    • 時間内にコアを破壊すればEUST勝利。破壊されなければGRF勝利
    • プラント占拠の度に作戦時間が60秒延長される

知見

少なくともロケテストの感触では、全体に防衛有利なゲーム展開が予想される。これは、以下の理由に拠る。

  1. プラント奇襲が成立しないため防衛側は常に最前線に全リソースを集中して待ちの戦術を展開できる
  2. ワフトローダーが防衛側の手中にある攻撃側もベース前の塔上にワフトポートあり。ロケテから変更されたのか単に私が見落としていたのか。
  3. 攻撃側が奇襲を封じられセオリーの転換を余儀なくされるのに対し防衛側は従来通りの戦術が通用する
  4. 自動砲台、ガンターレットが多く配置されており攻撃側は耐久性を削られ易い
  5. 防衛側はコアを割られさえしなければいくら削られても良い

また戦術的な差異としては、

  1. 狭い範囲に両軍のほぼ全兵力が集中するため榴弾砲撃の重要性が高い
  2. 奇襲の成立余地が小さいため機動力や索敵の重要性が低下する
  3. 奪還不可能なため「プラント内での生存性」が重要視される

といった点が挙げられる。投入された新装備、再起動可能になったリペアポストやバリア、あるいはこれまで死に体だった弾薬箱などが生きてくる可能性がある。