MacBook Air

http://www.apple.com/jp/macbookair/
遂に、Appleから軽量ノート発表。なんと13.3インチのワイドスクリーンで1.4kg未満。
スペックとしてはMacBookの下位という位置付けながらアルミ外装で高級感漂う質感、丸みを帯びつつも鋭角に切れ込む、薄さを強調したシルエット。光学ドライヴ非搭載(オプションで外付け)、ゼロスピンドル可(オプション)。
これは欲しなぁ。まあ買い替える理由がないけれど。


それにしても不思議な仕様だ。
光学ドライヴなし、Etherポートなし、USBは1ポートのみなんてあたりを見る限りでは、明らかにモバイル用のサブノートとしての割り切りであり、メインに使えるような能力はない。
しかし、それにしてはCPUが1.6GHz Core2Duoと低電力型でもなく液晶ディスプレイも13.3インチワイドと決して小さくはない。1.4kgはMacとしては快挙と言える数値だが、DOS/Vと比較すればごく普通の数字だ。
デザインを含めて注目に値する機種だとは思うのだが、一方でMacということを割り引けばそれほど目立ったところもないように思える。
唯一の特徴はSSD64GBか。現行これはオプションで、しかも本体の半値以上と非常に高額であるが、今後これをデフォルトとしてくるのではないか、というかそうなってこそのAirであろうと。


返す返すも残念なのはFireWire非搭載であること。FireWireを介したターゲットディスクモードにより一発で環境を引き継げるのがMacの大きなメリットであると思うので、それができないAirはちょっと不安だ。それとも無線LANか何か経由での引き継ぎを新規搭載したのだろうか?