徹底した低コストスーパーマーケット「OK」

最近できた近所のスーパーが妙に安い。関西系のチェーンらしいのだが、特売でもなく普通に定価の5割引なんて値段を提示してくる。かといって安かろう悪かろうというわけでもない。
どうやらかなり徹底した合理化でコストを下げ、薄利多売を実現しているようだ。


例えばOKは会社のWebサイトを持たない。今時この規模の企業としては珍しいことだが、これもコスト削減の一貫だろうか。代わりにファンサイトがある(笑)。これがまた、矢鱈と力の入った解説ぶりで。その入れ込み具合が面白い。
例えば店舗ごとの説明で、普通ならマイナス点として書かれそうなことでも好意的な書き方が為されており(例えば棚に商品が段ボール箱ごと展示→×見栄えが悪い〇合理的判断、など)肩入れっぷりが楽しめる。


また会員カードが単にバーコードが印刷されただけのもので、個人情報の登録も何もないのは好印象。確かにカードとポイントさえ1対1で対応していればいいのであって、個人情報を扱わずに済む分コストも削減できるし手続きの手間もない。合理的だ。
カートはチェーンで繋がれており100円払って外して使う。これは後に戻ってくるのだが、つまりはカートを客自身が自発的に戻すようにということだろう。合理的だ。
棚列ごとの大分類だけでなく棚にも小分類が表示されているので商品が探し易い。合理的だ。


何にせよ安い上に品揃えの幅が広いので、かなり良く使うことになりそうだ。