名称が判らないときに

冬の間ほとんど乗れなかった自転車に、そろそろ手を入れたい。
ひとつはチェーン交換、うっかりワイヤロックを巻き込んでしまい曲がったチェーンを交換しないことにはクランク2回転ごとにチェーンがずれて乗り難い。
もうひとつは、購入当初から予定していたハンドル交換。デフォルトの直線的ハンドルはどうも見栄えが宜しくないのと、安っぽい樹脂製のグリップ/バーエンド部品を交換したいと常々思っていたところ。
ブレーキレヴァーは既にアルミのオポジットを入手済みなのだが、それに使うハンドルが問題であった。
理想形はシティサイクルなどで所謂「T字ハンドル」と呼ばれている、ゆるやかに曲がったハンドルなのだが、まずこれを何という名称で検索すれば良いのかが判らない。ハンドルの形状一覧を載せているページなどを探して、分類を知るところから始める。
スポーツ自転車の専門店によると、主にBMXなどに使われている「ライズバー」というタイプがこれに近いようだ。しかし用途が用途だけに、ほとんどの商品に派手なロゴが入っていてクラシカルなイメージに合わない。
そこでシティサイクルに限定して調べてみることに。どうもこの界隈では「オールランダーバー」と呼ばれるらしい。ほとんど形状に差がないのに名称が違うのは何故なんだろうか。機能上の差異があるのかも知れないがよく判らない。
ともあれ、これで当たりを付けることができたので、今度は通販やオークションを検索してゆくことにする。


もっとも、これで安心というわけには行かない。取付部分のサイズにも色々あるようだから、今のハンドルステムと適合するのかどうか調べる必要もある。まあ可能ならばステムごと交換だっていいのだけれど。