無断リンク論争そのものは今に始まったものではないが、BlogやSBMの存在によって問題が深刻化しているのは否めない。現時点では双方の強硬派が一歩も譲らぬ姿勢を見せているため炎上しがちだが、この問題は技術的手法なしに解決することは不可能と思われるので、ある程度推進派が譲歩して禁止派の願いを叶えるシステムを用意する必要があると考えた。
具体的には、
- はてなブックマークなどで用いられているように、外部のページでも認証可能なAPIを用意する。
- IDの設置にあたりリンクポリシーを選択的に指定できる。
- 無許可リンク可能範囲
- 全コンテンツ
- トップページのみ
- 指定URL以下のみ
- リンク申請
- 事後通知
- 承認
- 無許可リンク可能範囲
- Blogからの自動リンク/SBMによるクリップが行なわれる場合
- 無許可リンク可能範囲に対するものは自動的にリンクされる
- 許諾要求の範囲については申請通知メール
- 承認されるまではリンクされない形でURLだけが示される
- 承認も否認もない場合、定期的に承認を促すメールが送信される
- 着信拒否や架空アドレスでの登録を防止するため、送信エラーの場合は数回の指向ののち承認扱いとする
というような。
これならば、リンクが事前に通知され承認を受ける点で禁止派にも納得行くものになると思うし、容認派としても一度URL記入などの処理を行なえば後は自動で処理されるので煩わしくない。
なお、リンクされないURL表示の範囲は公開部分、つまり利用者本人以外の閲覧のみ。利用者自身の閲覧に際しては未承諾の段階でもリンクされる。
見て判るように、「トップページ以外へのリンクを自動的に拒否」などといったことはできないようになっている。自動で拒否したければ申請メールを自動で否認に処理する方法を時前で用意せねばならない。ここは禁止派が譲歩する部分ということでご理解願いたい。
まだ終わってなかったのね - 私は私だけのみかたで似たような話が。