先日HDDをクラッシュさせた業務課では、これまで個人のローカルにあったファイルをサーバ上で共有する動きに出た。これは大変結構なことだが、結果として作業ファイルの扱いに困る事態に。
ローカルを最新版として定期的にサーバへバックアップするのか、サーバを最新版として直接編集するのか。とりあえずサーバを最新とすることにしてローカル側を消去したところで、操作ミスからかサーバ上の全ファイルが消滅。そういえばサーバのファイルはごみ箱に行かず消去されるのだった。これはマズい。
取り急ぎ、フリーの復元ソフトを探し出して復旧を図るとともにサーバのメンテ業者に連絡してバックアップについて相談。
データの方は、幸いにしてごみ箱を空にしたばかりで上書きされていなかったので無事復旧に成功した。
再発
復元には成功したのだが、それもまた目の前で消えた。本当に、何の操作もしていないのにデータが消えるとは。
状況としては、どこか別のマシンで同フォルダを開いて中身を消したに近い。しかし他に誰もアクセスしてはいないようだ。
なんだこれは。
もう一つ不思議なのは、最初にここへコピーした1ファイルは消去されず、それ以降に作られたものがすべて消えるということ。
こんな症状は聞いたことがない。
取り敢えず別のマシンからアクセスし、テスト用にダミーファイルを作成して放り込んだ。同じく別のフォルダにも入れて様子を見る。
考察
今のところ、ある1台のマシンからのアクセスでしか現象を認識していない。
ここから考えられるのは、
- 他のマシンでも発生するが、今のところ発症していない
- テストデータの経過観察待ち
- このマシン固有の問題により発生している
- ウィルスはクライアント側でもサーバ側でも検出されていない
- デリートキーの接触に問題がある可能性はどうか