乳児がいるとなかなかできないゲームであり、妻があまり興味を示してくれないのでこれまで一度もやっていなかったのだが、やっとプレイできた。
互いに初めてでコツが掴めないまま、取り敢えず真ん中辺りにウェッジを狙ってみる。2と3を置いて1-4の両面狙い、しかし早々に1と4を相手に出されホスト決定。
中盤で相手は次々に優位を証明、3フラッグを確保される。こちらが確保できそうなのは10のファランクスを形成した右端と左端のバタリオンくらいで、しかしいずれも証明されない。
このあたりから戦術カードが使われ始めるが、既に確保されたフラッグが覆ることは無いので扱いが難しい。しかし「確定した戦列には新たなカードを加えられない」ルールにより配置できる場所はどんどん少なくなり、置きたくないところに置かざるを得なくなることで終盤は予定した陣形が組めず、思わぬところでホストが優位に立つ。結局終盤で一気にフラッグを確保し、5-4で勝利。
戦術カードといえども一度確定したフラッグを覆せるわけではないので、使いどころを考えねばならないし一発逆転はなかなかに難しい。その癖終盤は陣形が崩れ易いからホストでも数があれば十分な効果を収め、思わぬ逆転劇があり得る。シンプルにして奥の深いゲームであった。
