小キーは分解すべからず

次女がMacBookに牛乳を振り撒いたので慌てて拭き取り、キーの隙間に入り込んだイジェクトキーを外して中まで拭いた。
で、キーを戻そうと上に乗せてぎゅっと押し付けたのだが、嵌まらない。
これまでの経験では、パンタグラフキーはキートップを引っ張るとパンタグラフ部品と一緒に外れ、元の窪みに乗せて押し込むだけで嵌めることができたのだが、Fキーやイジェクトなどの小さなキーはパンタグラフの固定方法が違うのか、巧く行かないようだ。
見ると、根本に穴の空いた向かい合う垂直の金属爪に突起を引っ掛ける部分と、反対側で逆L字状の金属爪に引っ掛ける棒状部があるのだが、L部分が潰れているようだ。カッターの刃先でこれを起こし、キートップパンタグラフを分離して取り付けを試みるが、これも失敗する。構造上ほぼ下まで押し込んだ状態でやっと引っ掛かる程度の距離に設定されているため、作業し易いX字状態のままでは引っ掛けることができないのだ。
結局パンタグラフ自体を分解、それぞれの金属爪に取り付けてから再び組み立てることでなんとか復旧したが、その間20分ぐらい悪戦苦闘した。素人にはオススメできない。いやホントに。