Olympus、CCDシフト手ブレ補正搭載の光学18倍ズーム機「SP-550UZ」海外発表

これは凄い。28mmの準広角から500mm超の超望遠までを1台でカヴァーできる。
これまでコンパクトデジカメの最長ズームはパナソニックFzシリーズの420mm、これは広角側は標準的な画角35mmだった。広角系ではリコーあたりだったか21mmという広角レンズのものがあったような気がするが、普通は良くて28mmである。
CCDの小さいコンパクトデジカメは望遠に強い傾向にあり、短かいレンズでも望遠は稼げる*1計算だが、逆に広角側がやや難しくなる。そもそも画角を狭くする望遠と広くする広角は相反する性能であって、ひとつに纏めるのはそう簡単なことではない。


残念なことに今のところ国内発売の予定はないようだが、いずれ投入されるであろうことを期待しよう。
マニュアル撮影をかなり重視しているようではあるが、ピント/ズーム調整を手動で調整可能なのかどうかが気になるところ。

*1:撮像部のサイズと画角は反比例するのでフィルムの2/3サイズの一般的デジタル一眼レフでは銀塩と同じレンズを用いても画角1.5倍、もっと小さなCCDを使うコンパクトデジでは更に長くなる