Quest of D

近所のゲームセンターに設置されているオンラインRPGQuest of D」をプレイしてみる。
このゲームはマルチプレイヤー+トレーディングカードという贅沢な構成で、一人でシナリオを進める他、同じ店内でプレイする他のプレイヤーと、或いは全国ネットワークを通じて、また全国ネット上の所属ギルドメンバーと、一緒に攻略することも可能である。
プレイの度に1枚のカードを入手、これを使ってデッキを組み、ダンジョンに持ちこむアイテム、習得スキル、連れてゆく召還モンスターを選択する。アイテムについてはこの他にもゲーム内で入手できるものがあるが、それらは生還しないと消滅してしまうのに対しDカードによるものは何度でも利用可能な利点がある。またDカードアイテムは劣化しても次回プレイ時には回復する。ただし全般にeアイテムの方がDカードよりやや強め。


最初にスターターパック(500円)を購入。この中にはデータ記録用のICカード1枚とデッキ用のDカード4枚が入っている。たかが5枚のカードで500円とはまた随分高価だが、ICカードを別に買うと1枚300円、またDカードは1プレイにつき1枚しか入手できないから1プレイ200円で800円分、と考えると半額以下だ。お買い得……というか全体にプレイコストが高い印象を受ける。
まあ、初回プレイ時はチュートリアルのみでカードは使えないし、デッキがなければプレイできないというものでもなさそうだから、どうしても金をかけたくない向きにはICカードのみでプレイ開始するのも宜しかろう。


選択可能なキャラクタータイプは人間の男女に加えドワーフ男とエルフ女の4種族/性別。それに戦士/僧侶/魔術師/盗賊のクラスを選択、また外見イメージとして身長/体重を各3段階、顔付き/髪型/髪色/声を3〜7段階ほどの中から選択できる。外見はともかく種族/職業にはもう少しヴァリエーションが欲しいような気もする。


プレイは方向レバーと4つのボタン、それにタッチパネルで行なう。タッチパネルによって直感的な操作が可能になている部分があるが、逆に手元のボタンと画面タッチと、どちらで操作すべきか咄嗟に判断つかない場面が出てくる。まあ慣れの問題だろうが。
筐体はほぼ専用のものと見られるので、それならばプレイに必要な機能を軒並みボタンとして実装してしまうとか、そういう思い切り方をしても良かったのではないかと思った。ボタンの組み合わせによる操作は専用にボタンを用意するより慣れと記憶を要求するものだ。


全体に操作はそう難しくないが、少々戸惑う場面があった。偶々近くにいた親切な御仁が操作方法を指導してくれたのでスムーズに終えることができたが、一人でやっているとチュートリアル段階で暫く引っかかるかも知れない。
2〜3回プレイして慣れておきたかったのだが、残念なことにチュートリアル終了時点で時間切れ*1。今後は会社帰りに1プレイ、という感じで継続的にやってみようか。

*1:子供連れだったので条例により18時以降は入場禁止