高専ロボコン2005

いや今年のは良かった。
このところ低迷していた感のある高専ロボコンだが、今年は美術点評価を廃し変な見立てをやめ、純粋に競技性を追求してきた。
ルールも従来の単目的なものではなく、複数の障害を乗り越える複合的手法を争うという応用性の広そうなもの。また手動ロボットから自動ロボットにスイッチするのもいい。
毎度ながら最終目的達成時に自動勝利というルールには疑問を覚えるものの、逆転性を考えればこれは致し方ない事か。実際それで盛り上がる局面もあるわけだし。
そして他を寄せ付けぬ圧倒的な力量の優勝候補と、拙いながらもすんでのところでの逆転に継ぐ逆転で勝ち抜くダークホース。まるで少年漫画のような展開である。
今世紀でこれほど盛り上がった大会も無かったんじゃないだろうか。