ゲームの世界設定

以前から大変気になっていたのだが、コンピューターゲーム系のRPG(とりわけコンシューマーゲーム)では、世界設定がしばしば使い捨てられているように思える。出現するアイテム類や敵等が共通することでそれなりに同じ世界であるように見えてはいても、ワールドマップは全く共通性がなかったり、前作のストーリーが引き継がれなかったりすることも?々である。これは大変に勿体ないことではないか。


世界設定というのはマップのみならず棲息する生物や流通するアイテム,貨幣、魔法や科学技術、国や人物、歴史など全てを総合して設定されるべきもので、それにはかなりの労力を必要とする。となれば、それを1作だけで使い捨ててしまうのは勿体ないというもの。
システム面でも共通性があればシリーズの統一感という点では尚良いのだろうが、常に新規性を求められるようなのでそちらは致し方あるまい。が、だとすれば余計に、世界の共通性を確立しないことにはシリーズとしての基軸を欠くというものではなかろうか。

結論

アンリミテッド・サガの世界設定は結構面白そうなのに、あれっきりになってしまいそうで勿体ない。