年越しゲーム会

今年は出産の関係で珍しく里帰りしないので、年末から友人を招いてゲーム大会。今回の目的は、

  1. ファイナルファンタジー クリスタル・クロニクル
  2. ゼルダの伝説 四つの剣+
  3. 最近購入したものを中心にボードゲーム
  4. シャーロック・ホームズ 死者からの手紙

このうち2は当所の予定にはなかったのだが、友人がこれを買って来てくれたもので急遽組み込まれた。そして遂にGBAケーブルが4本、念願の4人プレイである。


人数が増えたのでFFCCは最初からやり直して3年目までをプレイ。4人の分業体勢がきっちり出来上がっていて面白い。防御が固いクラヴァットは「まもる」で前衛の壁として敵を足止め、攻撃力の高いリルティがそれを殴る。魔法使いのユークと遠距離攻撃のセルキーは後方から回復と攻撃支援を担当する。これこそFFCCの真価。


ゼルダは対戦モードをちょっと遊んだ後にストーリーモードを2面ばかりやってみるが、こちらは強力プレイというより競争プレイ。味方を攻撃して貯めたフォースを横取りするわ早い者勝ちでアイテムを争うわ。まあシステム自体、最後に投票が行われるなど競争を意識した作りなのでこれはこれで。


ボードゲーム類は娘の襲撃問題もあって今回はそれほどプレイできなかったが、クニツィアの両作とも好評であった。コロッサルアリーナは特殊能力の使用タイミングを掴みかね、モダンアートは適正販売価格を模索する状態であるがかなりの好感触。やり込んでで研究したい。


そしてメインイヴェントはシャーロックホームズシリーズの3作目である。これは前2作より分厚い冊子ながら、これ全体で一つの事件を追う作りとなっており、これまでより濃厚な情報量の大作である。
全4日に渡る捜査は尋常ではないプレイ時間を予想させ、ために躊躇していたものだが、今回纏まった時間が取れそうということで遂に投入と相成った。
しかし、プレイは予想以上に困難を極めた。これまでも二つの事件が絡み合い複雑化するシナリオは存在したが、今回は初日で既に3つの独立した(ように見える)事件が起きており、しかも最初に追っていた事件はまったく手がかりなし。初日の操作時間を使い切って臨んだホームズからの質問には3問中1問しか答えられない……というか、1問は全く蚊帳の外、1問は誤解があって半分しか正解できず、1問は質問の性質から答えを予想できたものの我々の捜査からは予想もしない方向であった。事実上の全敗といえる。
結局消化不良のまま1日目の捜査を終え、その上プレイヤー自身の持ち時間も使い切ってしまったため、後日改めて2日目以降をプレイすることに。