相変わらず第一印象の落ち着かない斬新なデザインを見せてくれるAppleの新型iMac。
液晶一体型パソコンそのものは珍しくないが、これほどパソコン本体の存在を感じさせないものは初めて。
各種ポートが一列に並んでいる筈だが外見写真からはどこにあるのか良く解らない。右後部の縦に並んだ穴、冷却用の吸気孔かと思ったらこれがポートか。どうやら吸気はスピーカー回りから、廃熱は上部スリットから行う模様。
最近のMacは初代iMac以来の丸みを帯びたラインから直線的なラインに変貌しつつあり、そのデザインパターンには賛否両論あろうが、初期の直線的デザイン言語の感覚に戻ったと思えばこれはこれでありか。
G4 cubeの時は大きなACアダプターが外付けで、思ったほど小さくない印象だったが、今回は電源部も内蔵。ケーブル以外は一切外部に出ない仕様になった。残念なのはキーボードとマウスが有線ということ。ワイアレスが標準採用されたらもっと素敵だったろう。
このサイズにG5を押し込められるようになったということは、PowerBook G5もそろそろ現実味を帯びてきたと考えられる。「年内は無理」と言っていたが、ちょっと期待してしまう。
