ちょっとACCSの遣り方に感心した。金銭で決着をつけるよりは「自分のしたことに行動で責任を」ということか。
まあ、実際に手動で監視することはなく、彼ぐらいの能力があればちょっと巡回プログラムを書けばデータ監視など容易だろう。その点では「罰則」的側面は薄いが、それは重要なことではない。
この事件、最初は「Office氏のセキュリティに関する警告を無視した挙句、訴訟により封殺」かと思ったのだが、どうやらOffice氏のやり方に問題があった（データ入手の手口だけでなく具体的に侵入可能なサーバーを示し、また入手した個人データを公開）こと、ACCS自身はサーバー管理を別会社に委託しておりこの件では全くの被害者であったことが明らかになるに連れ、少々見方が変わった。
ただ、一つ気になるのは欠陥を知りながらACCSに何の連絡もせず放置したと見られる管理会社の責任が全く問われない点だが。こっちはどうなるのか。
