アルメセラ年代記

漸く15時間に及ぶ長いチュートリアル(笑)を終え、本題のアルメセラ年代記へ。
こちらは戦闘システムとグラフィックを受け継いではいるものの、完全な戦略シミュレーション。人材を募集し、騎兵隊を編成し、各地に出現する魔物を(街が壊滅する期限までに)撃退し、王国に対する貢献度を稼ぐ。


貢献度は魔物がいる限り何もせずとも減ってゆき、敗退や街の壊滅で大きく減る。回復する方法は唯一、魔物の撃退のみ。貢献度が0を下回ったまま1年が過ぎると解雇される。


最初は敵も弱いが、隊員もとうに最盛期を過ぎた老兵が多くまともに戦えない。戦力を得たくば目覚しい活躍をすること。そうすれば徐々に優秀な人材が集まって来るだろう。


戦闘で受けたダメージそのものは全回復するが、同量の疲労が溜まる。疲労しすぎると能力が下がり、また成長が鈍るのでこれを解消せねばならない。城に帰るかメンバーから外しておくことで回復するが、代わりの戦力を確保せねばならなくなる。
敵味方ともキャラによっては属性を持つ。属性の相性は一方通行で、強い属性に対しては与えるダメージが増え受けるダメージが減る。
敵によっては特殊攻撃を有する場合がある。使用タイミングは明記されているので、敵味方の素早さと攻撃力、HPからダメージ量とタイミングを算出し、できるだけ少ない被害で倒せるように隊列を組まねばならない。
また、止めを刺したキャラは能力にボーナスを得る。最大で5段階ほど成長するので、うまく主力を育てるよう気を配る必要がある。


時間は矢のように過ぎ、隊員は見る見る年をとる。経験不足な若い隊員を育て、戦力にする一方、年をとり最早闘えなくなった歴戦の猛者を引退させて教育係とし、次代を育てねばならない。
これは隊長といえども例外ではなく、時至らば引退して子供に職を譲る必要がある。
後継者候補を得ることなく隊長が死ぬと、その時点で騎兵隊は解散となってしまう。
教育係にできるのは実戦に5回以上参加し、かつ一定以上の能力を有するものに限られる。
また、隊員にはそれぞれに家系があり、隊員との友好度を上げておくとその家系から次代が参入したり、また家宝を持って現れたりする。


…と、彼様にマネージメントすべき要素が多く、とてもすべてに気を回す余裕はない。特に序盤は、隊員を死なせないようにしつつ期限の迫った敵を倒すだけで精一杯で、とても多くに気を配れる状態ではない。