意識の欠如

はてなの質問を見ていると、明らかに違法行為を示唆するもの、或いは無意識のうちに違法行為に踏み込む可能性のあるものを度々見かける。
例えば、

など。
最初の一つなどははっきりとコピーを公言しているし、他のものにしても「有料の製品が無料で配布されているはずが無い」ということに考えが至らないのが不思議だが、要するに罪悪感が全く無いのだ。


権利とは万人に等しくあるもの(という観念自体が幻想である可能性を否定するものではないが)だとすれば、他人の仕事に対価を支払わないものは自分の仕事に対して対価を支払われないことも容認せねばならないことになろう。即ち不当な利用は回りまわって自分の首を絞める行為であるわけだが、同様の論法で禁忌を諭される殺人などと違って直接的でない分理解され難いのだろうか。