6000円でUSB接続ICレコーダ

4Gバイトで6000円台のUSBメモリ 音楽再生、ボイスメモも - ITmedia エンタープライズ
ほう。充分に安価かつ小型。これで聞き取れる程度の音質でさえあれば、TRPGのリプレイ録音などに活用できそうだ。


かつて録音機材と言えばテープであった。その後MDが活躍したが、音質以上に障害となったのが録音時間。テープでは最長120分、60分でリヴァース。MDが80分だったか。近年になって長時間型MDもリリースされたが、既に時代はHDDオーディオに移行していたから、録音機材としてはほとんど流通しなかったんじゃないかと思う。
なんにせよ、256時間もの連続録音であれば途中で途切れて困るということはない。それどころかキャンペーン1本まるまる収まる分量だ。


テープ起こしというのは結構面倒な作業で、録音した音声を繰り返し巻き戻しつつ聞き取って入力してゆくわけだが、ノイズはひどいし巻き戻しは調整し難いし時間はかかるしで大変であった。その割に大した内容にならない……というのはまあ別の話。
その点、ICレコーダでの録音をPCで編集するなら、少なくとも巻き戻しは秒以下の単位で制御可能だし、やりようによっては直接音声データからの文字変換だって可能だろう(多分使いものにはならないけれども)。


まあICレコーダなんて取材を生業とするのでもなければそんな頻繁に使うものでもないけれど、未使用時はUSBメモリとしても使えるというのは便利。4GBあればまず不足することもないし。