CCライセンスで曲を公開するという試み

約2000組のアーティストが参加し、レコードレーベルが自らアーティストをネットで募るという画期的な試み『音レボ』第1回オーディションで12000 名のリスナーから選ばれたというユニットのデビューアルバムから、ヴォーカルトラックをCCライセンスでダウンロードし自由に利用可能(非営利)にするという。
ヴォーカルのみとは言え、こうしたプロモーションを大手が手がけるのはかなり珍しいことなんじゃないだろうか。


一度CCで公開してしまったデータは、もうCCを外すことなどできない。いやCCのライセンスをよく知らないから、実はできるのかも知れないんだけど、少なくともCCで公開されたデータがどこかに残っていて配布することが可能である以上は、たとえライセンスを戻したとしても「CCで配布された時のものです」という主張を退けることができなくなってしまう。従って実質的にそれは意味がない。

CCライセンスの曲を集める

ところでCCライセンスで公開された楽曲ってどれぐらいあるんだろう。知らなかったのでちょっと検索してみた。

  • http://freesound.iua.upf.edu/
    • 楽曲ではなくサンプリングサウンドや短かいフレーズなどをストックするデータベースらしい。組み合わせて曲を作ろうという試み。
  • mf247.jp
    • 自作曲にCC付けてアップロード可能。
  • ついコン2!
    • twitterユーザによるコンピレーションアルバムらしい。全曲をCCでダウンロード配布。