Apple TV+Time Capsule

既に忘れられているような気もするが、Apple TVというプロダクトがある。要するにMacのHDDと同期して居間のTVで写真や動画などを閲覧可能にしようというものだ。
これの問題は「Macの中身ならMacで見ればいんじゃね?」という一言に尽きる、というのはAppleも認識しており、此度アップデートによりApple TV単体でのコンテンツ取得を可能としたらしい。
ところでApple TVはハードウェアとしては概ね「ネットワーク接続可能なHDD」である。そして先日発表されたばかりの「Time Capsule」もほぼ同様だ:ただしこちらは、それ自体がWi-Fiベースステーションであるという点に相違があるのだが。
……これって一台に纏まりませんかね。家庭内に2台もネットワークHDDを置く必要はないし、専業ではなく複数用途に利用可能であるならそれに越したことはない。まあバックアップとメディア蓄積を兼ねるとなると1TBでも不足の感があるが、HDDの容量コストは下がり続けているので、早晩2〜4TBでも同程度の価格で入手可能になると思われる。今後Wi-Fiの需要は高まりこそすれ減ることはなさそうだし、リヴィングは只でさえ電気機材が集中しコンセントが不足し易い場所だ。用途別に色々な機材を置くのを止め、1台でなんでも賄えるようになると随分助かる。
Wi-Fiベースステーション+HDDレコーダ+バックアップ用HDD、1台3役でスペースもコンセントも節約。ついでに機材の代金も節約できると良いが。