攻殻機動隊の再生産構造

Solid State Societyを観る。冒頭でビルからダイヴし光学迷彩で消える草薙。終盤、死んだ電脳に潜り意味消失しかけ/復帰して「状況説明を」そして「ネットは広大だわ
これが原作へのオマージュを意識した演出であろうことは理解しながらも、一方で同一構造の物語を繰り返し見せられているような印象を拭えないのも事実。そろそろ脱却しても良い頃では。
あと9課のオペレータがわざわざキーボードで端末操作している点とか、戦闘が意外に泥臭い点*1などが微妙に気になる。


それはそれとして仕掛けはなかなか楽しめた。絶対今の素子に生身部分は必要なくなってると思う。

*1:全身義体での戦闘ならアサルトライフルを精密にコントロールして1掃射で全標的にヒット、ぐらいできても良さそうなものだ。フチコマの走行間射撃も精度低過ぎ