廃港揚陸ミッション
前回の作戦でめでたくカンボジアはOCUを離脱しUSN管理下に。そしてどうやらこちらが本命だったらしい、医療系メーカーの研究所襲撃ミッションへと移る。
軍の特殊部隊が襲撃せねばならぬような医療系研究所といえば、当然研究されているのは例のアレであろう。やっとFMとしての核心部分に到達した。
まあその辺の政治的なアレは作戦実行時には無関係だ。今日も職人として淡々と任務遂行あるのみ。
今回は路面が水浸しで機動性が著しく悪化するので、全機ホヴァー系脚部に換装。これが個人的に大ヒットであった。
バウワースはMV7と移動力が大きい。その上Lv7以上のパーツなら敵の頭上を移動できる。この機動性が、戦局を大きく左右することになる。
レッド・スクォードロンは現在、ガンナー3・リペアパック3のかなり変則的な編成で運用している。そのため狙撃ポイントを探し移動するガンナーと、それに追随してダメージ修復/または削り切れなかった敵に接近して無力化するアサルトと役割がはっきり分かれるのだが、そのいずれにも機動性がものを言うのだ。
敵は電子機器を多く製造するメーカーだけに、警備部隊にもジャマーが多い。こちらのものより高性能なEMCを使用しておりシステムダウンを仕掛けて来る。それ自体はメカニックが回復可能だが、反撃も回避も不可能な状況で集中砲火を浴びるのは楽しいことではない。
しかし実際には、ジャマーはあまり脅威とならなかった。接近前にガンナーが殆ど無力化してしまうからだ。今や各機とも待ち伏せ状態であれば3回攻撃可能なだけのAPを持っており、1回2発×3人リンク×3回=18発のライフル+バズーカを浴びせることが可能になったから、1発100、命中率7割としても1ターンで1200〜1300程度のダメージを与えることさえ可能である。頑丈なアサルトやストライカーならいざ知らず、ジャマー程度ではひとたまりも無い。
むしろ脅威となったのはランチャーとストライカーである。ランチャーは、最近では高威力のミサイル2発が腕に集中した場合1回の攻撃で吹き飛ばされることも珍しくなくなってきた(これは全体的な武器の高威力化に対して全機とも湾部パーツを初期状態から換装していないがための現象であろう。機能上支障がないためにこれまで放置してきたが、そろそろ対策を講じる必要がありそうだ)。ストライカーはこれまで1発の威力も脅威というほどではなく、またどのパーツを破壊しても無力化できる手軽さから脅威と見做して来なかったのだが、攻撃に要するAPの少なさからリンクを利用した多段攻撃を仕掛けられ、ロッドの一振りで腕をもがれたのには驚いた。多少なりとも対策を講じねばなるまい。
本ミッションでは敵機数こそ多かったものの決定的な脅威となるものは無く、久しぶりに楽なミッションであった。