盥回しの刑

先日、サーバーのリモートメンテ用にと導入したばかりのAir Edgeカードが、古い機種だった所為か感度が弱く使い物にならないということで、機種変更を命じられた。
機種と回線契約が結びついていた関係で機種変更とともに回線契約変更もせねばならず、取り敢えず用紙だけ貰って戻ってきた。
で、用意した書類を持って再び有楽町ビックカメラ5階まで出向いたのだが、そこで利用中の端末か請求書がないと応じられないと断られてしまった。端末は持って来ていないし、請求書はそもそもまだ来ていない。
諦めて戻ろうと思ったが、念のため1階で聞き直すと、端末無しでも応じるという。しかし今度は身分証明で問題が発生。免許証か保険証、もしくは顔写真入社員証が必要なのだが、私が用意できるのは申込の名義と社名の違う社員証のみ。
実は、我が社は正社員が全員親会社からの出向であり、社員証は親会社名義のものしかない。
結局これがネックとなり、ビックカメラでの申込はならなかった。


しかし新規契約時は全く同条件でOKが出ているのである。店によっては応じる筈だと、今度は隣のソフマップへ。
ここでは身分証についてOKが出たが、いざ申込の段になって、使用期間10ヶ月以内の場合は受け付けられないと言う。10ヶ月も何も、つい先日申し込んだばかりの代物である。
結局、短期の機種変でも確実に手続きの取れるウィルコム直営店に行くことにし、秋葉原へ向かう。


ここでは持参の書類で受付が可能であり、且つ当日の引き渡しが可能ではあったのだが、なにぶん期間が短すぎるため、通常の機種変更(ウィルコムは通常、新規でも機種変でも店頭表示価格に差がない)と比較して15000円近くも高額になってしまうことが判明。
新規手続きとなるとまた稟議申請せねばならぬのが厭で契約変更で乗り切ろうとしていたのだが、この価格差ではちょっと上を納得させられまい。結局また申込書だけ貰って引き返す。


盥回しという表現はあまり正しくないような気もするが、なんにせよ窓口次第で対応にこれだけ差があるというのはちょっと問題では。


ところで、各拠点間の交通事情(と私の趣味)により、この間の全移動を徒歩で行ったもので、今ちょっと立ち上がる気力がない。