たほいや倶楽部おくたぼ

「おくたぼ」という言葉の本当の意味はどれでしょう。

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おくたぼの出典は不明です。

  1. おくたぼ【屋髱】裏庭に面した横長の座敷。奥座敷が横に広がる様子を日本髪の髱(たぼ)に例えた。京屋敷の御隠居部屋。
  2. オクタボ〔Octavo〕古代ローマの原始的な横笛。A音から倍音のA音まで、8つの音階を奏でることができたという。
  3. おくたぼ【御朽墓・御腐墓】昔の農家では、堆肥を作る時にその原料となる屎尿や野菜くずなどをすべて使用せず、神様への感謝の意味をこめて一部を土に埋めるという風習がありました。農家の人達はその場所のことを「おくたぼ」(または「ごくたぼ」)と呼んでいました。
     おくたぼはその土地のご神木の根元の周りに作られることが多かったようです。そのご神木は「おくた様」または「おくたぼ様」と呼ばれることもありましたが、この呼び方は特におくたぼを作ってからそこに小さい苗を植えて育て上げた木に対して使われたようです。
     明治時代までは日本各地の農村で見られたようですが、近代化に伴う風習の衰退、農家の絶対数の減少、さらに堆肥に代わり化学肥料が使用されるようになってきたことからおくたぼは徐々に作られなくなり、現在にいたっては全くなくなってしまったと言われています。
     風習自体は確認できませんが、東北地方や山陰地方の一部では、ご神木やご神木のある神社のことをのことを「おくた(ぼ)さん」と呼ぶところが残っていますし、その近隣地域でも「おった(ぼ)さん」「ごった(ぼ)さん」という言葉があり、その名残が感じられます。
  4. オクタボ【octabuo】(オクタブオとも)兵器の一種。古代ギリシアで発明される。全方位に対して同時に多数の石を投擲する。方向を定められず味方に損害を与えるため禁忌とされた。
  5. おくたぼ【octavo】書物の形状名称。八つ折形、即ち全紙を八つ折としたもの。また、その印刷物。
  6. オクタボ(Октабй) 十月

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