TeamLab☆Planetsを撮る

豊洲TeamLab☆Planetsに行ってきた。
華やかなイルミネーションで幻想的な光景が撮れることで知られる体験型施設である。
planets.teamlab.art

料金

季節によるが大人3000円ほどの通常チケットとその倍額ぐらいの優先チケットがあり、入場までの待ち時間が異なる仕組みになっている。とはいえ連日完売の台場TeamLab Borderlessに比べ豊洲Planetsの方は余裕があるようで、平日朝一番の時間を狙ってみたところほとんど待たされることなく入場できた。休日の昼過ぎ頃など混みそうな時間帯でなければ大丈夫かも知れない。

用意

重要なこと:この施設は水を使ったアトラクションであるため、 内部には首から下げられるカメラ、もしくはスマートフォン(首かけ紐のついたビニールケースが貸与される)以外の荷物を持って入場することができない。また成人の膝下ぐらいまで水に漬かるエリアがあるため、予め膝上丈の衣服で来るか、あるいはレンタルのハーフパンツに穿き替えることになる。
また一部エリアでは床が鏡になっているためスカートの中が見える。こちらも予め下に何か穿いておくか、レンタルのハーフパンツを着用しよう。
施設内は裸足で歩くことになるので靴下も履かずに来た方がいいだろう。

時間

朝9:00-9:30入場のチケットを買って待機列に並び、退場したのが11時前ぐらい。中でどれぐらい滞在するかによるが、だいたい1時間半前後で出てくる感じだろうか。

内部

ここから先はネタバレになる。驚きも体験の要素なのであまり説明しない方がいいのかも知れないが。

中は基本的に真っ暗である。ところどころ照明によって彩られているが、ほかは床も壁も天井も黒い。視覚ではなく足裏の触感を頼りに進むことになる。
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ほどなく通路の先から水が流れてくる。足を浸しつつ緩やかな坂を登ると、突き当たりは滝になっている。
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足を拭いて先へ進む。

人を駄目にする部屋

床全体が人を駄目にするソファでできた部屋を越えてゆく。足元を取られて進みにくい上に沈み込むと気持ち良いのでつい駄目になるが、他の人に踏まれないよう壁際で駄目になること。

万華鏡の部屋

天井から無数のLEDライトが下げられた全面鏡張りの部屋。刻々と色を変える光点が繰り返し反射して無限の光彩を作り出す。
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LED自体にピントを合わせても面白みは少ないので、むしろ積極的にピントをボカした方がいいかも知れない。
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ピントを合わせる時は、上や下に向けて消失点を入れるようにすると広がりが出る。
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これは飽和してソラリゼーションみたいになったのが面白かった。
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色彩の水辺

膝下まで水に漬かる部屋。乳白色の水にプロジェクションマッピングで色とりどりの線や魚などが投影され、揺れ動く。娘はこれが一番気に入ったようだった。
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球体の部屋

ぼんやりと光る大きな風船を掻き分けて進む。ちらりと写る人影でサイズ感が伝わるだろうか。
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花びらのドーム

半球形の部屋。床は鏡になっている。
他の部屋では「座らないでください」と注意されるが、この部屋のみ寝転がることが認められている。
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この部屋は他よりも暗く、手持ちではなかなか厳しい。人が写ることを恐れないならばカメラを床に置いて長時間露光するのもいいかも知れないが、如何せん光は無秩序に動き回っているので、画になるかどうか。

出口へ

ここを出ると、ほどなく元のロッカールームへと戻ってくる。荷物を取って退出。

その他

待機列の隣には売店があり軽食や飲み物が買える。
外の待機列はテント屋根こそあるものの気温対策は冷風機と配布しているミネラルウォーターぐらいのもので、暑い日に長時間並ぶのは辛そうだ。人の少ない曜日/時間帯を狙うか優先チケットを手配した方がいいかも知れない。
ただ、平日朝一番となると丁度通勤時間帯と被るため満員電車で向かうことになる。入る前から疲労するのは(特に子供連れなら尚更)避けたいところ。
中は涼しく、水に漬かるので気持ち良い。ただ1時間以上歩くことになるので、遊んでいる時は夢中で気付かないが結構体力を使っているようだ。
カメラはスマートフォン(貸し出しのケースに収まらないのでタブレットは不可)、あるいはネックストラップ付きのカメラならば可だが、内部でのレンズ交換はできないものと思った方がいい。一眼レフなど大きなカメラが許可されるかどうかはわからない(小型のミラーレスは問題なかった)。
2年間しかやってないらしいのでお早めに。また行きたい、けどその前にTeamLab Borderlessの方も行きたい。