本日の皮算用:バイク用スピードメータの取り付け

自転車用のサイクルコンピュータはいずれもデジタル表示で味気ない。メカニカルな車両に取り付けるなら良いが、私の狙いはあくまでレトロ調であるからテイストが合わないのだ。
古くは機械式のスピードメータ/トリップメータも存在したのだが、現在それらを入手するのは難しい。
バイク用ならばレトロテイストなアナログ表示メータも色々あるが、これらはいずれも予め車体に組み込まれた回転力伝達機構か規格化された信号を発するセンサに接続する仕様で、簡単に自転車に流用というわけには行かない。
最近のメータは電気式が多いのだが、取り付けたいメータが電気式しかないのに所有車両が機械式だったりすることもあるので、回転力から電気信号を作るアダプターも出ているようだ。これを使えばあるいは……と思ったものの、そもそも前輪に歯車を組み込まねばならないし、その回転数やタイヤ径を適正に調整しなければ速度も距離も測れないのではないか。
どうやら多くのメータでは汎用性を持たせるためにタイヤ径に合わせて動作を調整する機構が着いているらしいのであまり心配しないことにするが、いずれにせよギアの組み込みはかなり荷の重い作業だ。
執念深く調べて行くとマグネットセンサで回転速度を信号に替えるアダプタを発見した。これならば電気式メ〜タを利用できるのではないか?……いやそう甘くはないか。メータ作動のための電力が別途必要だ。むう。作動電圧12Vなら電池でなんとかなるかなぁ。