内部犯行は防止できない

現実問題として、内部の人間が犯行に関わる場合まで防止するのは難しい。記録から犯行が発覚するような仕組みを作ることで抑止力とするのが精々か。それでも「犯行が不可能になる」わけではない。
或いは業務を細分化して、必ず複数の人間を経由しないと何もできないようにする?それでも犯行は行なわれるだろう。多数のチェックに追われるとひとつひとつのチェックは疎かになるものだし、また経由する人間が皆関ってしまえば抑止力はない。まさか全業務を社長決済とするわけにもいくまいし。