http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2006/08/15/20060815ddm003040035000c.htmlより。
JR東日本に限っては違った理由で影響が少なかった。同社は、川崎市の火力発電所と新潟県小千谷、十日町両市にある水力発電所を自営電力源として使用。主に山手線など首都圏向けに使っている。東京電力から電気を買っている線区もあるが、同社の自営電力は総使用量の半分強に達するという。
いや、大規模な工場などでは発電施設を併設していることはそう珍しいことではないのだが、それはあくまで1工場規模での話で、まさか最大の電力消費源であろうJRがその路線の半分以上を賄う規模で発電所を運用しているとは思いもしなかった。
今回はそれが巧く機能して、JRのみ停電の影響をほとんど受けなかったのだが、逆にJRの発電施設が停止した場合はどうなるんだろう。東京電力には1発電所分の電力を振り分けるだけの余力があるのだろうか。