Digital Devil Saga:アバタール チューナー

あちこちで不満の声が聞かれるらしい女神転生シリーズの新作を購入。
これまでのように現実世界あるいは近未来的世界が舞台ではなく、何処とも知れぬディストピアでの話である。
仲魔を召喚し戦わせた女神転生シリーズ、悪魔の力を宿らせたペルソナシリーズに対する新たな表現として、本作ではPC自身が悪魔と化して戦う。悪魔である以上糧食としての生体マグネサイトを摂取せねばならず、その方法は唯一、『倒した敵を喰らう」ことである……
これまでシステムの要であった「悪魔合体」や会話がなくなり、「マントラ」を装備して能力を手に入れたり合体技で上のランクの能力や特殊技を使えるなど「FF」シリーズを思わせるシステムに変化している辺りが熱烈なファンから反感を買ったようだが、別種のゲームとしてみればこれはこれで面白い。
今まで以上に陰鬱な世界はインド神話/建築をベースとしており、この雰囲気はかなり好みである。また原案(どこまでかは不明だが)に五代ゆうが関わっているのは気になるところ。