Cyber-Shot DSC-F828 First Impression

15時頃家を出て、マイクロドライブ導入がてら秋葉原へ向かう。
途中、日中の駅周辺、夕暮れの南千住操車場、夜の秋葉原で撮影。

操作性

ボタンも撮影モードも多いので操作性は複雑。設定メニューが「Set Up」モードと撮影時のメニューボタンとに分かれる。多分Set Upはカメラ全般に渡る設定、撮影モード時のメニューは各モード固有の設定なのではないかと思うが、ちょっと判り難い気はする。
また、各所のボタンとモードダイヤルの回転操作で設定を切り替えるのだが、ボタンが多いので咄嗟の操作ができない。
とは言え、全体的に使ってみると納得できる操作体系であるのであまり戸惑いは無い。

画質

リアルモードで撮影したところ色再現性は非常にフラット。ノイズも「ビデオ画質」とまで言われたかつての面影は無い。
太陽直視の撮影や夜景での高輝度照明などは流石に白飛びするが、黒潰れは発生しなかった。
…そう言えば、4色CCDの最大の利点たる赤の発色は確認していない。それはまた近いうちに。

その他

28-200ズームレンズは広角-望遠を見事にカヴァー、コンヴァージョンレンズの必要性を感じないほど。 とは言えこれほど強力だと、却って超広角などにも挑戦したくなる。


満充電での可動時間は215分。505Vでは約90分だったから倍以上の伸び。長期的な撮影旅行などでもなければ追加のバッテリーは必要なさそうである。


JPEGで撮影している分には感じなかったが、TIFFに切り替えたら書き込みにかなり時間がかかった(MicroDriveの書き込み速度が影響しているのかもしれないが)。1枚撮影すると書き込みに5秒ほど、その間撮影できないようだ。オリンパスE-10を彷佛とさせる。
尤も、Nikon D100などでもTIFFは異様なほど重いもののようだから、これは致し方ないのだろう。