広告共存と収入の道

いわしで近藤氏が広告非表示オプション(有料)などの可能性について言及。


弊社では、急速に増加しておりますはてなサービスの運用コストの捻出のための方法を現在模索しております。
その一環として、今回の広告掲載を始めさせて頂きました。
今後、皆様からのご意見や効果等に対応しながら、

  • 広告掲載手法の変更
  • 広告なしオプション(有料)の提供
  • 広告以外の収益源の確保

などを今後も継続して検討して参りたいと思います。

広告掲載手法としては、今のところはてなトップのバナー広告とアンテナ上部の一行広告のみ。
一番トラフィック増大の原因であり手がかかっているであろうダイアリーにはなにもない。
なんと控えめで良心的なことか(それでも文句が出ているのだが)。
いずれダイアリーのキーワード画面に広告を出すということだが、これはアンテナ同様の1行広告なのだろうか?或いはGoogleアドワーズのように特定のキーワードを買って広告を出すのだろうか。
後者の方がクリック率は高いように思うが、結構特殊なキーワードばかり登録されているような感もあるので有効なキーワードがあるかどうか。


広告なしオプションを有料化するとすれば、幾らまでだったら出す気になるか。また、無料版の広告はどの程度までなら許容範囲か。


はてなのサービスは、機能に多少の差はあれど他でも代用可能なものばかりである。となれば、下手な有料化/広告掲載はユーザー数の現象に繋がりかねない。
すると、実際に表示できる広告ははてなヘッダー部分へのバナー広告か日記上下の一行広告が精々であろう。
広告が控えめである以上、有料オプションはあまり高額に設定しても利用されない(=あっても特に気にならないから払わない)のではないかと思う。上限200円か。
ユーザーとしては、できればはてなポイントでの支払いが可能だと嬉しい。これを実現すると広告非表示オプションからの実質的な収入が減るという問題もあるが、広告オプション分支払いの為に積極的に質問に答えるユーザーが増えて人力検索が活性化し、有効解答の増大が期待できる。
但し、人力検索の現状を見るに、ダミーURLでの直接文章回答や単純な検索結果回答など、スピード勝負のユーザーも多いようで、また質問者側もポイント振り分けの不理解や自動終了により無効回答にも均一にポイントを与えるなど、それを助長する状況が見受けられる。
回答の質を高めるための様々な面で機能の改善が必要と思われる。


広告以外での主な収入は、現状ではポイント購入や人力検索の月額固定契約位だと思うが、関心空間がエンジン提供により収入を得ているように、はてなも何らかの形で開発物の提供による収入の道を開けないものか。