植物・鉱物封入アクリルキューブ展と3D写真

Nature Art Exhibition - 自然の造形美展 Presented by Sola Cubeを見てきた。
種子や花弁などをアクリルに封入したオブジェ展である。単体よりも、宙に浮いた小物体の集積体としての展示にこそ趣がある。
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瞬間の光景を切り取る写真に似た、自然の織り成す精妙な造形物を「切り取って封じ込めた」ような雰囲気。それをこうして撮影してきたわけだが、実のところ平面に焼き付ける写真ではやはりこの立体造形を捉えるには不足があるような気がした。立体は立体として記録したい。
というわけで、ニンテンドー3DSの立体カメラを使ってみた。3D写真をWebで閲覧する方法がないのは残念だが、https://www.dropbox.com/s/10sijhtrw8p3s9w/Natue-Art-Exhibition-3D.zipからダウンロードできるのでご覧頂ければ幸い。3DSに入っているSDカード内のDCIMフォルダ内に、解凍されたMPOファイルを入れておけば「ニンテンドー3DSカメラ」から閲覧できる筈である。
3DSのカメラはなかなかに可能性を秘めた存在だと思うのだが、疑似シャッター音の大きさだけがちょっと困る。


ところで会場には他にもいくつかの展示があったのだが、なかでも面白かったのがこちら。f:id:DocSeri:20130706122227j:plainf:id:DocSeri:20130706122252j:plain
茸のオブジェ……ではない、ウニの殻……を展示するための台、である。これは3Dプリントによる制作だそうで、その上に任意のウニ殻を乗せることによって未知の茸が完成する。「uninoco」という名が付いていたけど、あれ売ってるんだろうか。