iPhone 3GSのバッテリがヘタって心許なくなってきた*1のと先日の地震及び停電でいざという時の備えをしておこうという意識、またGPSトラッキングなどを利用した場合の減りなども考慮してコンパクトな携帯バッテリーを用意しておこうと思っていた矢先にスタイリッシュな円筒形バッテリーを見付けたので早速購入してみた。
MiPow 2200mAh チューブ型モバイルバッテリー MiPow Power Tube 2200 グレー AA1050BAA
- 出版社/メーカー: MiPow
- メディア: 付属品
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直径は単2乾電池より若干スリム。長さは単1より長いが単2二本よりコンパクト、だいたい握り拳ひとつ分ぐらいの長さ。重量はiPhone1台より僅かに重い。
円筒の一方は半透明の樹脂になっていて、中央にヘッドフォンのミニピンジャックが空いているだけのシンプル構造。ジャックが入出力を兼ね、周囲の樹脂はLEDで充電時:赤、充電完了時:青に光る。
iPhone専用というわけではないので機材に合わせたコネクタが多数セットされている。ソニエリ用、LG電子用、サムスン用、NOKIA用、USB、ミニUSB、マイクロUSB、ニンテンドーDS(2種)、PSP。これを汎用コネクタケーブルに差し込んで繋ぐ。
充電はUSB-ミニプラグ、放電は汎用コネクタ-ミニプラグ形式のそれぞれ専用ケーブルなので、携帯にあたっては2本+必要なコネクタを一緒に持ち歩く必要があり、また特殊なケーブルなので恐らく換えが利かない。
本体がシンプルな半面、付属品がシンプルでないのはちょっと残念だが、まあ形式が形式だけに仕方ない。しかしこれ多分ミニピンジャックを選択したのは部品の体積的な都合でなければ単にデザイン上の要求だったんではないかと思うが、USBあたりにしておいた方が実用上は使い勝手が良かった(各機材に付属の充電ケーブルが使える分)ような気がする。
本体+ケーブル程度を収納できる円筒形の小さなポーチが付属するが、むしろこれに端子入れておく方が正解か。とりあえず充放電のケーブル2本はタイラップでまとめてしまうことにする。
バッテリーとしての性能については(まだ未使用のため)不明だが、製品レビュー記事では「iPhoneを90%ぐらい充電できた」とあった気がする。iPhoneのバッテリ容量は公式発表がないが計算上の数値では3GSで1,218mAh、4で1,351mAhぐらいであるらしい。対してこのバッテリーは容量2200mAh、それにしては些か充電量が少ない気がしないでもないが、そこは効率の問題ということか、あるいは電力容量の表記上の差か。
とりあえずPCのUSBポートに差し込んで充電開始したが満充電まで3時間を要した。
バッテリが空になったiPhone 3GSを充電してみたところ10分でとりあえず電源が入る状態(5%)まで回復、1時間で40%、2時間半で90%、最終的には3時間半〜4時間かかって100%まで充電された。ただ、バッテリ残量を示すインジケータが何もないため、充電できてるのかできてないのか解り難い。まあそこは充電される機材側のインジケータを確認しろという割り切りか。
*1:6月に発表されるであろう新型への乗り換えを予定しているのでバッテリ交換はしてない