ギャラリーHIGUREにて

和都さんの展示を鑑賞しに、自転車で日暮里のギャラリーHIGUREへ。
小さな廃工場を改装したらしきギャラリーで、1〜2階は吹き抜けのある明るい空間、半地下は一転して闇に閉ざされた空間になっている。
闇のごく一部だけがスポットライトに照らされ、錆のようなテクスチャを浮かび上がらせる。
雰囲気は最高だが撮影にはこれほど不向きな状況もない。しっかり三脚でも構えない限り、手ぶれを抑えるのは困難。


この日は和都さんご自身がいらっしゃるということで時間を見計らって伺ったのだが、何故か理科教室の午后ほかでご一緒させて頂いている孔雀洞雑貨舗のカナさんも居らっしゃったのでしばし歓談する。3人とも鉱物を作中に取り入れる制作傾向があるので、その入手経路や各地のギャラリーの話など。


孔雀堂雑貨舖さんは現在、西荻窪で別の作品展を開催中なので、終わったらそちらへ回ろうかと思っていたのだが、ギャラリーを出たのが15時半前、それからだと到着が17時前後。一通り鑑賞して帰宅が20時を周りそうな感じだったので諦めて帰宅。まあ私一人なら、仕事帰りにでも訪れようがある。


当初計画では50km程度の行程だった筈が、結局往復20km程度になってしまった。少々物足りないような気もする。