ASTRODEA ファースト・インプレッション

1日に注文した天文腕時計「シチズン アストロデア」が届く。
時計は15×10×10cmぐらいの、深いターコイズ・ブルーに塗装された木箱に収められていた。腕の太さのクッションに巻かれて。

持ち上げると結構な重量感。計測していないから明確ではないが、手元の小物と持ち比べた感じでは携帯電話程度。150g近くあろうか。
青と銀を基調とした美麗な文字盤は厭が応にも目を引く。近寄ると微細な印刷が見て取れる……というか、微細すぎて余程近付けないと視認困難なほどだ。
無論時計としての利用に問題はないし、月齢と月の出に関しては裸眼でも確認可能だが、太陽高度やシリウスアルクトゥルスの位置はまず不可能だろう。それを考慮して、製品には10倍ルーペが付属している。


外装は総チタン製。モース硬度にして9という硬さは容易なことで傷を受けないし、化学的に強い物質なので汗で錆びるようなこともなく、金属アレルギーでも身に着け易いだろう。
とは言え、ベルトのサイズ(金具の取り外しで調節可能)が私の腕には広過ぎたので、シャツの上から着けることにした。
まだ系外恒星の位置確認については読み方を覚えていないので、暫くは説明書と首っ引き。