マイクロソフトの悪い癖

これまで社内ではOffice2000を使用していたのだが、新しく導入したPCではOffice2003がプリインストールされている。これが大変曲者である。
Excel、Wordは対して問題なさそうだが、Outlookは例によって大きくインターフェイスを変えてしまった。
これまで、社内では行動予定の通知としてパブリックフォルダに置いた共有の予定表を利用していた。これはOutlook2000では「表示」→「フォルダ一覧」で表示可能である。しかし2003では、サイドバーの最下部にある表示切り替えボタン*1でフォルダ一覧を出すように変わった。殆ど隠しメニュー扱いで、大変使い難い。


ヴァージョン変更の度に使い勝手を変更するのは悪い癖だ。いい加減改めるが良い。
使い勝手の悪かった部分の改善は必要なことだとは思うが、マイクロソフトの場合その度合いが大きすぎるのではないか。それは多分、設計段階できちんとインターフェイス設計を行っていないからだと思うのだが。システムから構築するのではなくインターフェイスからデザインする。User Centered Designの概念が重要。

*1:デフォルトでは「フォルダ一覧」は隠されているので、表示ボタン数を増やさねばならない