二十面相の娘(小原慎司、ISBN:484010901x、ISBN:4840109281)

小原慎司の描く怪盗ものということで期待大であったが、残念ながら少々荒い。まあ元々丁寧に描くタイプではないのだが、こと変な無限軌道車で逃げる2話あたりはちょっと、展開に無理がありすぎてストーリーとして纏まっていないような。
とは言え全体としては良い雰囲気。なかなか気になる展開のまま2巻が終わってしまったので、続きを期待したい。フラッパーはなかなか読む機械がなくて困る。