北森鴻「親不孝通りディテクティヴ」ISBN:4408533955

読了。意外に短く、車内で殆ど読み終えてしまったが、残念ながら駅からの道のりで雨が降り出したために最後の十数ページを残し中断、昼休みに残りを消化した。
飲み屋台店主のところへ事件の話が舞い込むパターンだったので「花の下にて春死なむ」と同じような感じかと思ったら、こちらは自分で調査に行くのが大分異なる。ついでに探偵役も二人いるのだ。
章ごとに人称書き分けをしているのかと思ったが、変に混ざっているところもあって多少気になった。


ところでソ連製のトカレフは(少なくとも私の知る限り)30口径FMJ、コピー品でも9mmというのは聞いた事があるのだが、45口径なんてあっただろうか?