*前世紀の遺物

先週あたまに指示された、社有サイトの更新がやっと完了した。
随分かかったのは、別件のショッピングサイトの新規商品用ページ作成が重なったためでもあるが、更新対象ページ自体の量と質の問題でもある。
送付されてきた資料はWordドキュメントを印刷したもので、その数およそ40ページ。それ以外に8ページのイラストレーターデータがあったので、総数50ページ弱か。とは言え、Word社内文書の常で、1ページあたりの情報量は大したこともない。これなら2、3日で......と思ったのが甘かった。

コードが汚いのだ。

元々、社のサイトはどこかの制作会社に作らせ、他の制作会社にリニューアルさせ、内部で更新されてきたもので、ソースはつぎはぎだらけだ。
設計思想が古く、フレームに何重ものテーブルでレイアウトしたソースが未だに使われている。しかも、多分前任者があまりHTMLの得意なタイプではなかったのだろう、更新頻度の高い新着情報などのソースには不必要なタグが幾つも混じって悲惨な状況であった。
古い設計だから、fontやbタグを多用するのは仕方ないと言えば仕方ないが、箇条書きのインデントをテーブルで実現するのは止めて頂きたい。それと丸付き数字は使わないように。

一息ついて暇ができたら、全面リニューアルに向け案を練ってみるつもりである。
一人でやるにはあまりに巨大な作業ではあるが、この状態で放っておくのはどうにも寝覚めが悪い。