ボーダーブレイク 重火力機に於ける「砂上の激突」マップ攻略

本日の戦闘でかなり良い手応えを掴んで来たので記す。

開幕榴弾砲

開幕に於ける重火力機の役割は、敵プラントに榴弾を降らせBプラント侵攻の力を削ぐ事である。
装備によって動きが異なる:

アトラント

長射程なのでスタート時点で敵プラントが射程に収まる。従って即発射すること。砲弾は7秒遅れて降って来るので、それくらいでちょうど良い。

タイタン、ギガノト

まずはダッシュでカタパルトに乗り即ジャンプ。着地点からプラントが射程に収まるので即発射。

コロッサス

射程が短いためカタパルト後更にダッシュでプラント方向に近付かないと射程に入らない。


上手く行けばプラント占領中の敵機、砲台を撃破乃至半壊に追い込む事が出来る。
この時点で自軍ベース側のA/Cプラントは占領済みなので速やかにBプラント争奪戦に移行する。

Bプラントの争奪

このマップに於いてはBの重要性がとりわけ大きい。ここは唯一砲撃を受けないプラントなので、重火力機としては敵がここを押さえている限り榴弾砲の使い所が限られてしまう。序盤であればまだ砲台破壊という用途もあるが、中盤以降はそれも終っている筈。
逆にBを取った場合、敵は必然的にA/Cプラントから再出撃することになる。これを繰り返し砲撃することでBプラントあるいはコア方面への侵攻力を弱める事ができる。なおB上空は屋根が掛かっているため砲弾の打ち上げに失敗するが、Bからの出撃位置は屋根より後方であるため発射を妨げない。
リフト上へ移動する場合は下で展開する戦闘への援護射撃(とりわけECMグレネードが効果的か)とリフトを上がって来る敵の迎撃、また対岸タレットの警戒を中心に。またA/Cプラントには高台があり、此処から狙撃兵がB占領中の機体を狙撃してくることがあるので屋根の上などに警戒する。

A/Cプラントの確保

Bから出撃しては榴弾を降らせつつ、ここを占領しに行く。自軍プラントにまでならずとも機能停止に追い込むだけで敵の出撃地点をコアまで下げる事が出来るため、侵攻に大きなアドヴァンテージができる。此処まで来ると自軍が敵コア前から出撃可能になるのでコア破壊も迅速になる。
占領後の重火力機の役割は基本的にプラントの維持であるが、余裕があれば自身もコアに攻撃しに行っても構わない。ウィーゼルは長時間の連続射撃が可能だし、サワードは一撃でコアをかなり削れる。またコア前は激戦必至だから、ECMやサワードで防衛線を妨害するのも効果絶大である。

防衛戦

さて、ここまでが侵攻が上手く行った場合。
そうでない場合を考えてみよう。残念ながらこちらはまだ決め手となる戦術パターンを見出せておらず、少なくとも自軍側A/Cまで占拠されてしまった状況からの逆転となると重火力機のみでは難しい。むしろ防衛に徹して僚機を可能な限り敵陣突破に振り分け負けじとコア凸させるか、いっそ単機で敵コア前プラント占領、もしくはコア凸してしまうか。
なんにせよ、ベースからの出撃を強いられる状況下の砲撃は、ベース前プラントもしくはそこからベースに至る進路を塞ぐ形になるだろう。
そこが確保できたら次は再びBプラントや敵側プラントへの侵攻を繰り返す事になる。

追補:榴弾砲の使い道

どうも重火力型最大の特徴である榴弾砲の役割について理解が進んでいないようなので解説する。
榴弾砲の特徴は長射程と面制圧力である。射程については言うまでもないが、面制圧については、単にまとめて撃破できる性能程度に思われているようだ。さにあらず、面制圧とは一定範囲において行動を制限する能力のことである。
開幕直後に敵側プラントへ榴弾を落とす。直撃はないまでも回避により占領を遅らせ、初動に影響を与える。あるいは継続的にプラントやそこからの侵攻ルートを塞ぐようにして砲撃を繰り返し妨害する。タイムラグを考慮し数秒後の予想位置に仕掛けるのが正しい使い方。
また広く面を覆う能力を生かし固定砲台や高台の狙撃兵を潰すのも榴弾砲の役目だ。


ロケットランチャーにせよ機関銃にせよ、目的は撃破よりも弾幕と考えたい。撃破は強襲に任せ、自分は足止めに徹する。地味ではあるが戦局を左右する、結構重要なポジションだ。