個人的に選ぶ10のDashboard Widget

折角10.4になったのでWidgetを物色してみる。
AppleのWidgetライブラリは厳選した結果なのか、意外に登録数が少ない。逆にDashboard Stationは玉石混淆なのかも知れないが多数のWidgetから選択できて選び甲斐がある。多分海外のサイトにまで手を伸ばせば、もっと色々見つかるのだろうが。


このあたりからいくつか選んでインストール。現在常駐しているのは以下の通り。

WigetTerm
ターミナルWidgetPerlを弄っている関係でしばしばパーミッション変更などを行わねばならないので、これまではDockにターミナルを入れていたのだが、これを使えばF12を押すだけでターミナルが現れ、起動の必要すらない。個人的に大変便利。
iClip lite
クリップボードを20まで拡張する。コピー後Widget画面に切り替え、任意のクリップに矢印クリックで流し込み/取り出しすることで内容を切り替える。
機能性よりデザインに惚れた。思わず画像をコピーしまくりたくなる。
TremorSkimmer
ワールドワイドな地震情報表示Widget。殆どの場合国外の情報は必要にならないので実用性は低いが、他の地震情報Widgetと比較して格段に美しかったので採用。
QuakeInfoDash
気象庁地震速報を元にデータを表示するWidget。確認/予測に便利。
Wikipedia Widget
Wikipediaを検索し結果を表示するWidget。ちゃんと検索対象言語を設定できるからWikipedia日本版から拾える。
JTyphoon
台風情報表示Widget。夏にしか役立たないのだが、いざというときのために準備しておこう。
WeatherChart
日本近辺の気象情報表示Widget。予報ではなく既報だが、過去1週間分のアニメーション表示があるのである程度の予測に役立ちそうだ。
VelaClock
日の出/日没の時刻や日照時間、月齢などを表示する世界時計。月に関するWidgetをいくつか入れたが、結局実用的でないので殆ど使わず、これだけが残っている。シェウェア(15日間の試用可能)だった。払う程に気に入ってはいないので後日入れ替え予定。
iStat pro
Macのステータスを表示するWidget。CPU/メモリ/HDDの使用率、通信系の上下方向通信速度、温度やファンの回転など。ただし最後二つは現段階でMacBook非対応。

番外

シイラWIdget
SafariのHTMLレンダリングエンジンKDEを利用したフリーのWebブラウザシイラ」をWidgetにしてしまったもの。その事実に感銘を覚えて採用したものの、表でFireFoxが常駐している現状では殆ど利用価値がないため起動はしていない。

Widget次第では、Dashboardは単なる「アクセサリ*1」の類いではなく、容易に切り替え可能な第二の作業環境になり得る。画像加工などのヘヴィな作業は不可能でも、Webブラウジングやテキスト編集程度の作業を平行して行う程度の環境は簡単に整えられる。
てことは、例えば仕事中にこっそり趣味の内職(はてダラ猿経由でダイアリー更新とか)をするにも最適ということじゃないか。いや何かもう少しまともな利用法があるような気もするが。

*1:OS8以前のMacに見られた、ミニアプリケーションの総称。古くは非力なハードウェアの制約により常時1アプリケーションしか起動できなかったため、その状態で別途使用できる極小のアプリケーション群を用意し「アクセサリ」と呼称した