Magic: the Gathering 9th Edition

迷ったのだが結局手を出すことに。取り敢えず黒と青の構築済みデッキと、ブースター5パックだけ。
8版では黒が効力の少ない手札破壊*1中心の構成で、またクリーチャーが軒並みコストとしてライフを要求するものばかり、しかも他の色に比べ明らかに重量に欠けるという悲惨な状況で、実際に構築済みデッキ同士で戦績を調べると明らかに他色の半分程度だったのだが、9版では構築済みに入っているものだけでも《夢魔》《ファイレクシアのガルガンチュア》《虚ろの犬》と充分な攻撃力。更にライフと引き換えにコストパフォーマンスの良い《腐臭のインプ》《蛇人間の戦士》を使い序盤を制し、《街道筋の強盗》と《魂の消耗》で損失を補填。
対して青は少々厳しい。軽量クリーチャーが唯一《嵐雲の鴉》1枚きりで、序盤はかなり押されること必死。3マナ以降は徐々に飛行クリーチャーを増強して攻撃に転じるものの、P/Tがそれほど大きいわけではないので重量級の黒や緑には殴り負けそう。白とは制空戦で互角ながら地上兵力で負け、赤の直接火力を止めるのは僅か2枚のカウンターのみ*2
黒対青でしばらくやってみたがあまりに勝率が悪く、追加カードで補強してやっと5分5分程度。
しかし青と黒を合わせて60枚程度のデッキに調整してみたところ、序盤の軽さと後半の重量を黒が支え、航空戦力を青が補い、クリーチャー除去力と妨害力で相手を抑え、8版で既に調整済みの緑、赤単色デッキに勝利できるまでに。版が違うので対等な勝負ではないが、性能がかなり向上したのは間違いのないところだ。


9版でも暫く、構築済み各1+ブースター5パック/月のレギュレーションでやってみようかと思う。
問題はスターターセットで、これでしか手に入らないカードが幾つかあるようなのだが、導入すべきかどうか。するとすれば購入数はどのように制限されるか。
カードリストを見るとスターターには153種(+土地)のカードが存在するようだが、セット内容では2デッキ66枚+ブースター1パックとある。ということはセット内容はランダム?しかしこのセットは、並び順をそのままに冊子の指示に従ってプレイすることでルールを覚えるためのものだと聞く。そうするとランダムではなく、セット内容が違うものが複数あるのだろうか。
調べてみたが、その辺の情報は見つけられなかった。

*1:赤、白、緑は基本的に手札をほぼ使い切ってしまうので捨てさせるべきカードを持たない。従って青にしか効力がない

*2:うち1枚は《霊魂放逐》なので実質1枚