盗作疑惑とその対処

某CL○MPのトレース同人検証サイトについての話題から、盗作騒ぎとそのまとめ或いは検証サイトを幾つか読む。
その中で大変面白……いや興味深かったのがhttp://deztec.jp/mtr/01/index.html


この事件は盗作疑惑事件としてはやや風変わりである。
結論から言ってしまえば、盗作が行われたという事実はなかった。更に、疑惑を仄めかした文自体、他人にはまず対象作品が推測できないものであったのだが、ここで対象作品に関わったB氏が誘導尋問によりA氏から疑惑についての言質を引き出し、これを機に中傷発言を非難するという形でバトルが始まる。
件のページはこれを冷静にウォッチしたもので、多数の側に論点を於きつつ攻撃される少数側の弁護を試み、終盤では自ら問題に介入している。


私自身はバトルを好まないが、?Dの初期には何度かバトルの一端に身を置かざるを得なくなったし、また周囲の人がトラブルに巻き込まれる状況も見てきた。トラブルは決して他人事ではなく、何時我が身に降り掛かって来るか解らない。自身が如何に気をつけていようとも、客観的に見て何の非もなかったとしても、一方的に絡まれれば逃げようもない。
争いの記録は、対処の記録でもある。研究とまでは言わずとも、一読しておけばちょっとした知識がいつか身を救うかも知れない。